コニカミノルタから2018年1月29日に一般発売された、世界初ニオイ見える化チェッカー「Kunkun body(クンクン ボディ)」は、どちらかというと、男性をターゲットユーザーとして発売されているようですね。
元々、クラウドファンディングで支援を募り、クラウドファンディングサイトの「Makuake」で2017年7月13日先行販売(販売は終了。現在は一般販売のみ)されていましたが、この時のピーアール動画も、男性が出てくるのみで女性は出てきません。
キャッチコピーも「男を上げる新技術。できる男のニオイマネジメントを実現する、Kunkun body」となっています。
Kunkun bodyで測定できるニオイの種類は「汗臭」「ミドル脂臭」「加齢臭」「口臭」の3つですが、どのニオイも、パッと思い浮かべるのは確かに男性かもしれません。
「お父さんくさーーい」というセリフはあっても「お母さんくさーーい」というセリフはあまり聞くことがありませんものね。
でも、実は、女性だって、何も対策をしなければ、汗をかけば「汗臭」はするし、30代後半から40代後半には超クサい「ミドル脂臭」を発するし、もっと歳を重ねれば「加齢臭」だってします。
自分の母がクサくてちょっと切なくなった
私は現在アラフォー。もうほとんど40歳です。
そうなると母はもう70近くて、加齢臭のする年齢です。
（加齢臭とミドル脂臭の違いをご存知ない方も多いですが、加齢臭は少し乾いたニオイ、ミドル脂臭はどろっとした重たいイヤなニオイです）
ふと、母と話していると、口臭もするし、加齢臭も・・・。
どこか体が悪いのかなと心配になるくらいに、ニオイがします。
父が臭いのは当たり前で、どっちかって言うと笑えるというか「マジ臭いんだけど！！」ってハッキリ言えるけど、母がクサいと指摘しづらいし、なんかすごく切ない気分になる。
いつもおしゃれをしていて年齢の割に綺麗なのに、クサイ。本当に切ない。
本人は気づいていなくて、おしゃれを楽しんでいるからなおのこと、言いづらい。
何よりも、母が外で、他人に「クサイ・・・」って思われていることを想像すると、ちょっとキツいですよね。
私がクサいわけがない。という思い込みが邪魔をする。指摘してもらえるチャンスも女性は少ない
女性はいい匂いがする生き物。
お母さんはいい匂いがするもの。
こういう固定概念って結構ありますよね。
子供の歌にも「お母さんっていい匂い〜♪」ってありますよね。
小さい頃から染み込んだ「お母さんはいい匂い」という思い込みがなければ、自分の母から加齢臭がしてきたときにショックを受けなかったかもしれません。
Kunkun bodyを手に入れた今でも、やっぱり母の加齢臭を測定する勇気はない。
言ってあげた方がいいんだろうけど・・・。
多分、言葉は悪いけど、逆ギレするか、激しく落ち込むかのどちらかだと思うから。
女性って、「自分はクサいかもしれない」とふと思っても、「いやいや、わたしに限ってクサイわけないよね！」とやり過ごしがちだと思うんです。
シンデレラ思考というかなんというか。
わたしは臭くない。
なぜなら女性だから。
クサいわけがないし、なんなら何もしなくてもいい香りがしてるかも。
くらい、私は心の奥底で思ってたかもしれない(笑)
Kunkun bodyでニオイを測定するようになるまでは、ちょっとクサイかも？と思っても、いやいや、気にしすぎ。クサイはずはない、と謎思考でやり過ごしていました（実はKunkun bodyによると、毎日ちゃんと？汗臭というニオイを発してます(笑)）。
母もきっとおんなじだと思うんです。
自分がクサイはずがないって。
だから、何も対策しないし「わたしくさくない？」とも聞いてこない。
自分自身がそうあるように、「わたしがクサイわけがない」っていう気持ちを母も持っていることがわかるからこそ、ちょっとクサいよ、と指摘することができないんですよね。
ほんと、ニオイは指摘しづらい。
対、男性だとそんなことないのに、相手が女性になると、とたんに指摘できない。
ズバズバ言ってくれる人もいるかもしれないけど、女性は男性に比べて、圧倒的に「ニオイを指摘してもらえるチャンスが少ない」と思うんです。
だからこそ、Kunkun bodyのような、自分の体臭のニオイを測定するためのツールは本当にありがたい。
ニオイを測定するツールって、テレビとかに出てくるニオイの強さ全般を測定するような本気の機械しかなくて、お値段が10万円以上するんです！Kunkun bodyは「体臭を測定することに特化した」ツールです。脇・頭・足・耳の後ろのニオイを「汗臭」「ミドル脂臭」「加齢臭」に分けて、全体のニオイの強さを表示してくれます。また、2018年10月3日からは、クンクンボディ本体のファームウェアアップデートを行うことで、口臭の数値測定もできるようになりました。
女性はいい匂いがする。お母さんはいい匂いがする。このイメージをわたしは大切にしたい
「女性はこうあるべき」っていう考え方はあんまり好きじゃないけど、自分自身について思うことは「私はクサくあるべきじゃない」。
私は臭くはなりたくない。
クサくなったとしても、すぐに対策をして、クサくない女性になりたい。
いい匂いとまではいかなくても、「クサイ」のはいやだ！！
Kunkun bodyで体臭を測定したことで崩れ去ったわけですけれども、自分自身が持っていたセルフイメージ「わたしはクサくない」を、取り戻すために、日々体臭をチェックして、対策をし続けます。
今抱えている問題は、Kunkun bodyでニオイを測定して臭かったとしても、足や、脇、耳の後ろは、拭くなどの対策を瞬時に取れますが、頭だけは「髪の毛」があるのでなかなか瞬時に解決することができません。
とりあえず、ネットで購入した頭のニオイに特化したスプレーで急場をしのいでいます。
これは、香料が入っているので、Kunkun bodyで効果を知ることができないんですよね・・・。
この頭のニオイ確認問題が解決したら、わたしのニオイに対するセルフイメージは完璧だワ。
Kunkun bodyは一部の香水や制汗剤をつけていても、その香りを分析して測定結果に反映しないような処理が行われています。でも全ての製品に対応しているわけではないので、香水や制汗剤をつけていると正しく計測できない場合があります。今後、分析できる香水や制汗剤は順次追加されていく予定だそうです。
男性が（わたしの場合は夫）持っている「女性はクサくならない」っていうイメージを壊さず、子供が持っている「お母さんは清潔でキレイな生き物。いい匂いがするもの」っていうイメージを壊さず、そして何よりも自分自身が持っているセルフイメージを本当のわたしにするために、日々、体臭チェッカー生活を楽しもうと思います♪
多分、これから歳を重ねるごとに臭くなっていくはずなので、Kunkun bodyとはながーーーーいお付き合いになりそうです。
若い頃なら、友達に「ねぇ？臭くない？？？」って冗談半分に聞けたのに、30過ぎるとなかなか、聞けないものですね。
聞いたところで臭いよ、と言ってくれる人もいなさそうだけど。私なら言わない。悪者になりたくないから（卑怯者？）。
女性は、ニオイを指摘してもらえる確率が男性に比べて圧倒的に低いです。
だからこそ、わたしは女性にKunkun bodyを使ってニオイのチェックをして欲しい。
美しいあなたは、ニオイにも抜かりなく美しくあるべきです！
Kunkun bodyはその一助になるはず！
Kunkun bodyのデメリットは計測に時間がかかること。計測時間の調査と時短方法