ミドル脂臭には薔薇の香りが良い・・・と耳にしたことありませんか?
テレビでも特集されていたため、ご存知かもしれませんがご紹介しておきます。
ミドル脂臭に薔薇の香り。余計に臭くならない?
キツイ体臭の人が香水で自身の体臭をごまかす、と言うのはよく用いられる手段ですが、大抵の場合において体臭に香水のにおいが混ざって一層不快なにおいになるものです。
そのため、においににおいを重ねるのは悪手である、と言う認識をしている方は多いはず。
マスキング効果といって、安価な市販の体臭グッズなどは、この手法でニオイ物質に蓋をするようにして新たな香りづけするものが一般的なため、ニオイが混ざって余計臭くなる・・・という悲鳴が上がります。
ミドル脂臭にバラの香りが良いと言われるのは、こういったマスキング効果や、ニオイの中和作用などを利用したものではありません。
ニオイを感じる「嗅覚受容体」と「ニオイ分子」が鍵
人がニオイを感じるメカニズムは、ざっくりと言うと、嗅覚受容体がニオイ分子をキャッチしてニオイの分子の形から「○○のニオイだな」と判断する流れになります。
ミドル脂臭とバラの香りを合わせると、どうして嫌な臭いでは無くなるのかというと、バラの香りの分子とミドル脂臭のニオイ成分の分子の形が似ていることで、人間が臭いを判別するメカニズムの中で2つの分子を混同し「嫌な臭いだ」と判断する量を減らすことができるということのようです。
ニオイの物質自体を変えるでもなく、中和するでもなく、人間がニオイを感じるメカニズムを利用していわば「錯覚」させるというのが実のところということです。
バラの香りだったら何でも良い?
バラの香りの分子とミドル脂臭の原因物質であるジアセチルの分子が似ているとは一体どういうことだろう?
と素人的に不思議に思い、ニオイ分子を探してみたところ、バラの香りには3種類の分子が存在し、どっぷり文系の筆者にはその見方すら分からず「似ている」「似ていない」の判断ができませんでした。
バラの香りの分子とジアセチルの分子
出典:香りの分子辞典
まずはジアセチルの分子から
そして、以下3つは、出典元である「香りの分子辞典」さまに掲載されていたバラの香り3種類の分子です。
ご覧いただいていかがでしょうか?
ほんとだ!似てる!!と思えた分子はありましたでしょうか?
もう、さっぱりですよね^^
どれかが似ているのか、それとも全てが似ているのか、全くをもってわかりません。
しかしながら、この実験が行われたテレビ番組ではバラの香りとミドル脂臭の相性は抜群だったそうで、嫌なニオイが変わったそうです。
→テレビ番組のアーカイブ(健康カプセル!ゲンキの時間 不快!「無自覚臭」加齢臭の10倍)
どのバラの香料が使われているかは今回不明でしたが、ミドル脂臭で悩んでいるときは、ミドル脂臭が発生しやすい背中から頭にかけて利用する香りは、他の香りよりもバラの香りを利用する方が良さそうですね。
バラの香りが使われた頭皮美容液
お家にあるバラの香水なんかを利用してみるのも一つの手かと思いますが、どうせならもともと頭皮に特化した美容液でバラの香りが使われているものを使ってみる方が良いかもしれません。
当サイトでも利用者アンケートを実施した、「ナチュルプ」という女性の頭皮の悩みに特化した美容液が今の所おすすめです。
商品サイト→【ナチュルプ】(頭皮のフケ・かゆみ・臭い)
頭皮のニオイやフケ・かゆみに悩みに特化した頭皮美容液なので、ミドル脂臭そのものにもよく、しかもバラの香り!
これはミドル脂臭と相性ぴったりのスプレーですね。
なにはともあれ、ミドル脂臭は、日頃使うシャンプーや、シャンプーの仕方、食べ物やストレスなど、ほんの少し気を使うだけで随分と対策ができます。
女性のミドル脂臭について、様々な情報を掲載しておりますので、よろしければ当サイトのその他ミドル脂臭に関するページもご覧ください♪
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