ミョウバン水の作り方はとっても簡単!
作ったミョウバン水は原液として利用し、都度薄めて使うようにします。
足臭対策に、脇のニオイ対策に、色々と使うことができます。
アルカリ性であるアンモニア系のニオイに有効なので、足の臭いの場合は、酸っぱい汗の臭いには有効ですが、イソ吉草酸系の臭いには重曹の方がおすすめです。
体臭だけではなく、アルカリ性の臭いと言われる、アンモニア臭、トイレのニオイ、動物の糞尿臭、魚の腐ったニオイなどに使えますよ。
ミョウバン水の作り方(ペットボトル500ml)
- 空のペットボトル(500ml)
- 焼きミョウバン
- 水道水
- スケール(はかり)
- ハガキなど丸められる紙
30g/100円弱で販売されています。
原液の作り方1〜ペットボトルに焼きミョウバンを入れる
ミョウバン水を早速作ってみましょう!
スケールで焼きミョウバンを量って入れます。
500mlペットボトルの場合、焼きミョウバンの量は10〜15gが目安です。
この手順のご紹介では15gで作っています。
ハガキなど丸められる紙をペットボトルの口に差し込んでミョウバンを入れます。
大きめのペーパーをスケールに置いてミョウバンの量を測ってから紙の先っちょを半分に折ってペットボトルに入れていく方法もありますが、少しこぼれやすいです。
ミョウバンの量を計るのが難しければ、30g入りの焼きミョウバンであれば、1リットルのペットボトルを使用して、全部ミョウバンを入れてしまうのもアリですよ!
足や脇の臭いだけじゃなくて、生ゴミ、ペットのトイレのニオイ、枕の汗臭としてミョウバンスプレーを作ったり、お風呂に入浴剤代りに入れたりと、ミョウバン水は色々使えるので1リットルでも結構減りが早いです。
作り過ぎたらお友達や別世帯のご家族とシェアしても良いですよね♪
入浴剤代りにお風呂に入れたりもできるし、生ゴミの消臭にも使えるので、1リットルでも良いと思いますよ♪
原液の作り方2〜あとはお水を入れるだけ
あとは、ペットボトル一杯に水道水を入れます。
水道水が気持ち悪ければ、ミネラルウォーターでも良いですが、国産の殺菌されたものを使うようにして、さらに短めに使い切るようにしましょう。
水道水はミネラルウォーターに比べてカルキが入っていて腐りにくいと言われています。
お水を入れた直後は、写真のようにすぐには溶けません。
シャカシャカとシェイクしてあとは溶けるのを待つだけです。
ミョウバンが溶けるまでの間も冷蔵庫に入れておきましょう。
原液の作り方3〜放置してミョウバンが溶けるのを待つ
ミョウバンは水に溶けるまでに時間がかかります。
上のお写真は、丁度24時間程度経過した状態のミョウバンの溶け具合です。
まだ少し溶け残りが見られます。
この状態でもう一度シェイクして、さらに1日置いておきます。
原液の作り方4〜ミョウバンが完全に溶けたらミョウバン水(原液)の完成!
1日半経過した状態です。
きれいにミョウバンが解けて、ミョウバン水の現役が出来上がりました。
作ったときは、初夏だったので、冬季などはもう少し時間がかかるかもしれません。
ミョウバンが全て溶けたあとも、ミョウバン水原液の保存は冷蔵庫が最適です。
ミョウバン水のいろんな使い方
ミョウバン水は、最初にちらっとお伝えしたように、体臭だけでなく、いろんなことに使えます。
作ったのはミョウバン水の「原液」なので、使用するときは希釈して使います。
お肌に使う場合は、約10倍に薄めてから使うようにしましょう。
お肌の弱い方などの場合は、刺激を感じることがあるので薄めに作ってから様子と消臭効果を見ながら徐々に濃度を上げていくようにしてくださいね。
ミョウバン水を消臭スプレーに!「ミョウバンスプレー」もおすすめ
ミョウバンは酸性なので臭いの原因となる揮発性の原因物質を化学反応によって無揮発性にすることで消臭することができます。
特に、足の汗臭(アンモニア臭)、ワキガの臭いでよく利用されます。
(効果の高い脇用のデオドラント製品はミョウバンが入っています)
スプレーボトルに作ったミョウバン水原液を10倍のお水で希釈してミョウバン水を作ります。
あとは、気になるところに吹きかけるようにして使います。
足や脇に使用する場合は、ティッシュなどにミョウバン水をスプレーして濡らして、即席の拭き取りシートとして利用してから、再度、最後の仕上げにミョウバン水をスプレーすると効果が高いです。
一度拭き取ることで、繁殖した菌や臭い物質を綺麗にし、そこにさらにミョウバン水をスプレーすることで、ミョウバンが持つ収れん作用が期待できます。
- ワキガ
- 足汗臭
- 脇汗臭
- 生ゴミの臭い
- トイレの臭い
- アンモニア臭
- 加齢臭
汗対策にミョウバン水
ミョウバン水には収れん作用があり、発汗を抑制する効果もあります。
汗をかき、菌が好む環境になると、雑菌が繁殖し、嫌な臭いが発生してしまいます。
ミョウバン水で程よく発汗を抑えて、汗臭を抑えることができます。
足、脇など、汗をかいて臭くなりがちな部位に使ってみてください。
ミョウバン水は菌の繁殖を抑える
ミョウバン水は酸性なので、お肌につけることでお肌を弱酸性に保ち、臭いの元となる雑菌の繁殖を防ぎます。
ニキビにも良いとされていますが、お顔につける際には、目立たなところでパッチテストを行なってから利用するのが吉です。
入浴剤として〜ミョウバン風呂
お風呂にためたお湯に、ミョウバン原液を20〜50ml入れるだけでミョウバン風呂の出来上がり!
ペットボトルの蓋の要領が5mlなので、図りながら最適な量を入れて見てください。
はじめからあまり濃くしてしまうと、合わない場合もあるので、薄めに作ってから徐々に濃くしていき、あなたに最適な量を見つけてみてください。
我が家は子供が入るときは20ml、大人が入るときは40mlくらいにしています。
ミョウバン風呂は弱酸性を保つことで菌の繁殖を抑えられることから、アトピー性皮膚炎にも良いとされています。
同じ要領で、足浴をするのも良いですよ。
枕やクッションの消臭にミョウバンスプレーが吉!
臭いのタイプによっては効果がないこともありますが、汗による臭いなどの消臭にはミョウバン水はもってこい!
お肌に直接触れるようなファブリック類も、食品添加物であるミョウバンからできたミョウバンスプレーなら安心して使えますよね♪
我が家は100円均一で買ってきたスプレーボトルにミョウバン希釈液を入れて、いたるところにシュッシュとスプレーして使っています。
ミョウバン水の効果持続時間を長持ちさせる方法。ビタミンCを入れよう!
ミョウバンスプレーなどを使って、足の臭いや脇の臭い対策をすると、その効果が長くないことに気がつきます。
人によって体感持続時間は異なりますが、長くて6時間くらい、短く感じている人では3時間くらいでしょうか。
個人的には6時間に近く感じていますが、汗の量によるのかその日によって感じ方は違います。
ミョウバン水の消臭や制汗の持続時間はビタミンCを少量加えることで長持ちするようになります。
安心の製薬会社さんから出ているビタミンCを我が家では入れています。
飲んだり、ミョウバン水に入れたりいろいろ使えるので是非。
ミョウバン水の希釈液を作るときに緑茶を使うと消臭力アップ!!
ミョウバン原液はお水で作って、足や脇の消臭に使う用の希釈液を作るときは、希釈をお茶ですると、お茶の持つ消臭成分カテキンで、さらに消臭力がアップします。
お洋服などに吹きかける場合は緑茶の色素がついてしまうので、お肌用のスプレーのみにするといいですよ♪
お洋服なんかの消臭には、ヌーラという消臭スプレーがおすすめですよ。
ご存知の方も多い、消臭力に優れたヌーラ。
足臭の原因物質イソ吉草酸の消臭率97.9%、アンモニア臭99.5%、加齢臭の原因物質97.4%と非常に高い消臭力を持つヌーラ。
臭ってから消臭するのではなくて、臭う前に使用して、衣類や布製のものをまるで消臭機能付きのようにできちゃうスプレー。
消臭効果がある衣類を探さなくてもヌーラがあれば、今おうちにある衣類に消臭効果を持たせることができる便利グッズです。
布製品全般に使えるのでワキガの方にも人気のスプレーです。
ミョウバンは煮崩れ防止などお料理にも使われる食品添加物です。
足の臭いや、ワキガの臭い対策以外でも、クッションや枕などに、科学物質の入ったような消臭剤を使うのが苦手な方は、是非、ミョウバンスプレーを使ってみてください。